こんにちは、オトです。
「魔法少女にあこがれて」にどハマりしました。
100記事くらい閃乱カグラのこと書いてきたカグラファンですが
どうしてもこの作品のについて書きたかったので
このブログに感想を残しておこうと思います。
魔法少女にあこがれて
通称「まほあこ」の原作はストーリアダッシュで月1更新されている漫画で
2024年1月にアニメ化されました。
原作の漫画はストーリアダッシュで一部無料、Kindle Unlimitedで3巻まで読めますので
興味がある方はぜひ読んで頂きたいと…!
storia.takeshobo.co.jp
今回はアニメ版全13話の感想をざっくりと書いていきたいと思います。
(と思っていたのですが1万字超えてました…)
評価点としてベーゼ達の強さの指標、☆を使っていこうと思います。
話の中では数えられる☆の上限は4つなので☆4つを最高評価とします。
また、画像の大部分はアニメ公式Xからお借りしています。
あくまでアニメの感想なので、原作のネタバレはごく控えめにしています。
ではよろしくお願いします。
第一話『悪の女幹部、誕生!?』 ☆☆☆☆
魔法少女がいる街で主人公「柊うてな」が悪の組織の女幹部に変身させられ
嫌々ながらもその役割に快感を覚えてしまう問題の1話。
ほぼうてなちゃんのみにスポットが当てられ、マスコットのヴェナリータや
敵対ポジションのトレスマジアの個性はまだ薄め。
原作1話に比べて「なぜうてなが悪の組織に入らなければならないか」と言うヴェナからの説明が詳細に語られており、うてなちゃんも少し関心を示している描写がありました。
原作のように突然巻き込まれた感が多少ですが少なくなっています。
アニオリのヴェナのセリフ
「魔法少女は悪の組織と戦ってこそ存在意義がある」
「つまり彼女達は君がいないと存在できないんだ」
「そして巨大な壁として立ちはだかるライバルとは時として仲間を超える絆が芽生えることもある」
うてな説得のため程のいい話にも聞こえますが、原作では現時点でもヴェナの目的が不明なため原作ファンも興味深い話だったと思います。
前後編ともうてなちゃんの変身した姿、「悪の女幹部」によるトレスマジアへのプレイ。
ほぼ原作通りであまりツッコミどころはありませんが
認識阻害でうてなとはるか達は互いに変身した姿と日常の姿が結びつかない、という説明が
早めに出されたのは良かったと思います。
評価は星4つ。
1話としては完璧な滑り出しです。
第二話『その名は、マジアベーゼ!』 ☆☆☆
VSアズール、サルファがメインのお話。
「マジアベーゼ」の名前も本話で初登場です。
誤解されがちですがマジ・アベーゼではなくマジア・ベーゼです(あえて区切るなら)
アズールは実はマゾっ気があるのでは、サルファは戦闘力が高くただのやられ役ではないのでは、と少しずつトレスマジア側のキャラクターが開示されていきます。
うてなちゃんも少しずつマジアベーゼとしての楽しみ方を覚え
見てる側には「あ、これから色んなプレイを魔法少女に仕掛ける気だな」と思わせる作りになってます。
アニオリではアズールこと小夜さんが罪悪感で不調のうてなに声をかけたり、近所のおばさん達とも良好な関係ということが示されたりしています。
ウテナちゃんからの好感度も最初から高め。
認識阻害があるとは言え「そんな良い子の尻しばいたりしてんだよ!」とつっこまざる得ない面白シーンです。
小夜さんの清楚でしっかりしたシーンはアニオリで盛られることが多く、ダメなアズールのギャップとしてしっかり機能しています。
評価は星3つ。
プレイ後の小夜さんはちょっとぽーっとした顔になってしまっていたので、
原作のゾクゾク顔をもっと再現してほしかった、とか思ってます。
第三話「爆裂娘レオパルト」☆☆☆☆
悪の組織エノルミータの一員、レオパルトこと阿良河キウィが初登場。
声と動きがつくことでこんなに可愛くなるのレオパルト!!?と驚愕しました(漫画でも十分可愛いですが)
この子だけは特に命が吹き込まれたと強く感じて、声優さんって凄い…と改めて思いました。
前編はレオパルトとの出会いとバトル、後半はキウィちゃんとのデート回となっています。
うてなとキウィのデートは原作よりも細かに描写が盛られていて
ほのぼの百合百合した雰囲気がとても和みました。
トレスマジアとのバトルもありますが、この頃からレオパルトは
ばかすか撃ちすぎでスタミナ切れを起こすなど
魔力コントロールが下手ということが示されています。
ピンチのレオパルトを咄嗟の起点で救うベーゼはまるでヒーロー。これは惚れちゃいます。
この辺りから視聴者も「あ、アズールはいじっていいキャラなんだ」と思い始めそうですね。実際そうかも知れませんが頑張れアズール!
評価は星4つ。
原作の話の順番を入れ替えて1話丸々キウィ(レオパルト)の話にしたのは
キャラを知ってもらう上でとても良い構成だと思いました。
ラストにおまけの4コマネタを持ってくるのもグッドです。
第四話『最強アイドル♡トレスマジア』 ☆☆☆
今回はトレスマジアがメイン。
前半はベーゼVSマゼンタ、後半は芸能活動をするトレスマジアとお馴染みになってきた総力戦です。
アニオリで冒頭からスライムの魔物?に拘束されるトレスマジア。
アズールの情けなさすぎる拘束ポーズや「もう終わり?」などのセリフが笑えます。
ここでベーゼ達が中途半端に辱めるだけで帰って行ったので
マゼンタは「本当に自分たちを倒すのが目的?」と疑問に思うことになります。
無駄に負かすのはどうかな、とも思いましたが良いアニオリ。
この話でマゼンタも良い子だけどちょっと抜けてる、けど目ざといところもあるよ、というキャラクターと分かります。
どんなに屈辱的な目に遭っても悪を倒すために戦えるのがマゼンタ。
そんなベーゼは「推せる」というオタク側からの最大級の賛辞をしながら鼻血を出します。
これがベーゼのツボなんだ、推せる魔法少女とはこうなんだ、と分かるシーンですよね。
それに比べてアズールは…と繋がるんですがそれは7話で。
後半のバトルはベーゼ様とレオパルトの連携や
勝ち気のサルファに昂るベーゼ様など見どころが多く楽しいです。
(一人縛られるアズールは御愛嬌…アズールの話ばっかりだな)
何気にヴァーツ初登場回だったりもしますね。
出番もセリフも少なくいまいちコメントしづらい正義側のマスコットです。
アニオリでは「魔法少女狩り」が週刊誌に取り上げられるほどの大事になっており
今後の展開に繋がる話になっています。
評価は星3つ。
サルファ戦のBGMがめちゃくちゃ好きです。
第五話『不思議の国のネロアリス』 ☆☆☆
ネロアリスこと杜野こりす初登場回。
おおよそ初期のメインメンバーが揃いました。
ネロアリスも変身シーンではがっつり裸が映ってて大丈夫なのかと思いましたが、
よく考えたら他の子でも普通にアウトでした。
前半はネロアリスVSトレスマジア、後半はこりすちゃんのお宅訪問とうてなちゃん女医プレイでした。
キウィちゃんの時と同じ構成で1話でこりす回を2エピソード使う構成です。
原作と異なる点としてこりすママが早くもこの回で登場したこと。
原作初期こりすは親とあまり関われていない可哀想な子という雰囲気がありましたが、
アニメではそのイメージは最初から少なくなっています。
後半の話でうてなちゃんがこりすちゃんの人形を直してあげる話がありますが
原作ではアズールへしたことへの罪滅しの気持ちもあったんですよね。
エピソードを入れ替えたことでそのあたりはばっさりカットです。
後は珍しくベーゼ様ではなく「うてな」のサービスシーンがあります。
お医者さんプレイは原作より盛られていてうてなファンは必見。
評価は星3つ。
こりすの家族周りのアニオリが良かったです。
キウィちゃんの「ひ〜まひ〜ま暇を持て余す〜」の歌、好きすぎる。
第六話『トレスマジア誕生秘話』 ☆☆
アニオリ中心のトレスマジア回+マゼンタとネロアリスの赤ちゃんプレイ回です。
主人公であるうてな(ベーゼ)の登場は少なめ。
アズールとサルファの喧嘩を仲裁したマゼンタがオカンと突っ込まれたことをきっかけに、マゼンタはみんなのお母さんのようなポジションになろうと奮闘します。
原作ではそういう素振りはなかったため、マゼンタがお母さん?と少し戸惑います。
しかもこの話、マゼンタがお母さんロールプレイをしてる裏で
ネロアリスの赤ちゃんプレイが始まります。
ただでさえ屈辱的なのに自分の理想と真逆の立場を強制的に取らされるマゼンタ。
むごい話です。真のサディストはアニメ監督だった…?
赤ちゃんプレイは概ね原作通りですが、
薫子加入の話を前倒しで入れたり、薫子が魔法少女になる頃から
すでにはるかに惹かれ始めてるというようなエピソードが追加されたりしています。
薫子の「たこ焼き、たこ抜きで」というたこ嫌いを強調する迷アニオリセリフが笑えました。
評価は星2つ。
他の話より評価低めですが嫌いなわけではないです。試聴している自分が認識操作を喰らっているような不思議なエピソード。
第七話『逆境アズール』☆☆☆☆
アニメで一番楽しみにしていた回です。
6話か7話でやると思っていたので焦らしに焦らされた感じ。
うてなちゃんと小夜さんのアニオリ+ベーゼVSアズールの回です。
アニオリの話がかなり多めですが、それが全て後半のアズール堕ちとベーゼ落胆に繋がっており、しかも面白い!
うてなちゃんが幼少の頃からヒロインのピンチに目を煌めかせていたのは笑えます。
目覚めが早い。
アニオリでうてなちゃん達エノルミータ組がファミレスでお茶していますが、
キウィちゃんを自分から自分の好きな魔法少女展に誘おうとしているのが好きです。
沖縄旅行がなかったら付き合ってくれたんじゃないかな。
そういえば具体的な地名が出たのって今回が初めてかもしれません。
魔法少女展でのうてなちゃんと小夜さんの対比はお見事ですね…。
いまだ魔法少女に期待とあこがれを抱くうてなちゃんと
お話のようにうまくいくことばかりではないと知ってしまった小夜さん。
魔法少女は決して折れない、折れてはいけないと思って入るけど
心から信じているのと義務感で生じた思いでは当然のように差が生まれます。
魔法の力は想いの力ですが、同じ魔法少女への信頼でベーゼ様が上回ってしまうのは皮肉な話です。
魔法少女ミラクルミミルについては気になることがいっぱいありますね。
というか7話は個別で記事書きたいくらい色々思い入れがあります。
どうせなら全部書きたいですが。
やはりメインの話はVSアズール。
普段は味方2人が巻き込まれるのを考慮してなのか、はたまた決意の現れなのかタイマンでないと見せないような氷魔法の連発。
カッコいいんですが、やはりベーゼ様のが上手。
このごく普通の中学生、バトルセンスが高すぎる。
パンダのスプリング遊具を三角木馬に変えてアズールを捕らえます。
平和の象徴のような子どもの遊具を拷問具(Wikipediaより)に変えるっておぞましいです。
そしてアズール屈服…からのベーゼ様のどの口お説教。
ここは声優さんの演技も相まって迫力満点でした。
普段のおどおどしたうてなちゃんの声を最初に聞いた時、総帥の貫禄あるベーゼはどう演技するんだろう?と少し不安でしたが完全に杞憂。
アズールが失望される件については、原作にないサルファからの叱責や
ミミルのテレビで「奇跡は起こらない」という言葉が強調され漫画よりもさらに悲壮的でした(ギャグとして笑うのも正しいと思いますが)。
評価は星4つ。
アニメ内では一番好きなエピソードかもしれません。
第八話『ロード団、現る』☆☆☆☆
ついにここまで来た!VSロード団の話です。
現る!というかロード団はこの話内で結成されたのでタイトル的にはロード団結成!という感じです。
しょうがないですが、前回うてなちゃんがアズールにやり過ぎたことを全く気にしてない感じになってます。
原作だと結構尾を引いていたんですけどねw
この辺りから能力バトルものっぽくなってきて
ネロアリスのドールハウスを破るシスタギガント、レオパルトの銃撃で撃ち落とせないロコムジカの音波攻撃など一筋縄じゃ行かない敵なんだと思わせられます。
ベーゼ様の昂った笑い声と「気に入らないなぁ」は前回に引き続き主人公とは思えない名怪演でゾッとします。
アニメでは落とすと宣言した4つの星にそれぞれカラーが割り振られてましたね。
魔法少女にあこがれて アニメ8話より
白=ロードエノルメ 紫=シスタギガント 水色=ルベルブルーメ オレンジ=ロコムジカでしょう。
ロード様の主張の強いデカ白星が面白い。
後半の見どころはやはりL・O・V・E・リーロコ♡ですよね。
ロコのいじりにくい歌ってこういうことか、と説得力ありまくりでした。
YouTubeにも公式から切り抜きがアップされていて、現時点で70万回再生以上。
凄すぎる…。
youtu.be
アニオリで妙に好きなのはレオパルトを助けた時のネロアリスのサムズアップ(👍)。
原作のこの時点だとやらなそうな気もしますが、最近の表情も動作も躍動的になったアリスちゃんならやりそうだな〜と思いました。
評価は星4つ。
あまり触れられませんでしたが、オト一番のお気に入りルベルブルーメも登場し非常に盛り上がった回でした。
パイセン達4人とも声ぴったりで新展開最高の滑り出しだと思います。
第九話『アイドルにあこがれて!』☆☆☆☆
丸々一話ロコルベ戦。タイトルは魔法少女にあこがれてのセルフパロですね。
初っ端のロコルベ治療シーンで我らロコルベファンをドギマギさせるアニオリ…。
ナハトベースに自作グッズを置けるような私室が…?
原作ロード様だとそんな部屋とかグッズとか許しそうにないですが…。
ロコルベのアニオリは原作ファンの予想と期待を超える盛られ方で大変美味しゅうございます。
うてな・キウィ・こりすのトランスマジアシーンは原作のコマもですが
声がつくことでさらにカッコいい演出になってますね。
こりすちゃんもきちんと声に出してるのがポイント高いです。
ロコルベ戦は特に原作と変わらずサクサク進みます。
もうちょいアニオリで盛っても良いのよ、とも思いました。
(ただガッツリとベーゼの胸を揉んでるルベルは少し面白かったです。)
悪役ムーヴのルベルは今となっては懐かしいですね。悪役らしい顔と声がスーッと染みる…。
ラストのロコムジカの歌は前回と同じ歌とは思えないほどの美声w
大部分セリフと被っているのでぜひサントラでfullで聴いてみたいですね!
(※発売日に買ったサントラで実際に収録されていました。美声…)
ロコがうまく歌えたことで複雑な表情を浮かべるルベルは原作同様好きなシーンです。
君は頑張ってるよルベルブルーメ…!
評価は星4つ。
相変わらず4コマネタやおまけ漫画ネタも拾って来るのが好感度高いです。
トレスマジアは修行中で出番少なめですが、アズールメインできっちり笑かしてくれます。
第十話『ロコ×ルベ』☆☆☆☆
評価:測定不能
とか思ってますが、真面目に書きます(真面目に書く内容なのか)。
前半はロコルベの「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」、後半はロードの魔物&シスタ戦です。
温度差で風邪引いちゃう。
ベーゼは魔法少女狩りの「禊」としてちゅー(この言い方が良かった)やその先の行為まで致すようにロコルベに命じます。
魔法少女狩りに怒りを感じていることは確かですが、
罰1:自分が見たいから:9くらいの内容になってますよね。
ロコルベに羞恥は与えられたかもですが、本質的な罰にはなっていない。
ロコルベ本番シーンは通常版で見ていたこともあり、
光でほとんど見えないし声も聞こえませんでしたw
原作では3ページほどで終わってしまいましたがねっとり生々しく描かれていて、アニメの本気具合が伺えました。
そう言えばキャストトーク付き「完全無修正版セレクション上映会」というイベントがあったのですが、そこではシアターで無修正ロコルベを見られたんですよね。
残念ながらオトは参加できませんでしたが…
映画館で見られた人は変な気持ちになっちゃうことうけあいですね。
後半のシスタ戦はとにかくレオパルトがカッコいい!
この戦いが終わったら…はフラグなんですがホテルに繋がるんでいまいちシリアスに振り切らないのが彼女らしいw
星なしということを計3人にバカにされてきたレオちゃんですが
ここに来て服の下に3つ星を隠し持っていたことが発覚!
実力がないと思われていたキャラが実は…という展開は王道ですがやはり激アツです。
評価は星4つ。
前半のロコルベですでに満点評価出してますが、レオVSシスタがBGMも相まって最高に良かったです。
アニオリではアズールが「愛」というキーワードにこの時点で気づき始めてたというのが原作既読者だけ気づけるニヤニヤシーンです。
第十一話『世界征服にあこがれて!』☆☆☆☆
1話まるまるバトル回!
前半はレオパルトVSシスタの続き、後半はベーゼVSロード戦です。
レオちゃんがめちゃくちゃカッコいぃ〜!!
これまでの話と違い流血はないけど吐血しまくりの血みどろバトルです。
ベーゼちゃんとのホテルデートのために爆撃ラッシュ。
たぎるゥ!!
あふれるゥ!!
ほとばしるゥ!!(アニオリ)
全体的に漫画とは別の画角で描かれているカットが多くて、アニメ化に求めていたのってこうだよな〜!って感じです。
(漫画のコマをそのままアニメにしたような作品もそれはそれで良いですが)
シスタが陥没したことに喜んでぴょんぴょん跳ねるレオちゃんが可愛い。
トレスマジアの救援は彼女達専用BGMも相まってこれまた激アツ。
アズールの真化チラ見せもあって、1話から追ってきてついにここまで来たか…と感慨深さを覚えます。
アズールの頼れる背中が美しい…。
「真化(ラ・ヴェリタ)」とつぶやく一瞬、BGMが止まる演出カッコよすぎです。
ベーゼ側、ロード戦までしっかり蹴りをつけるとはテンポが速い!
「だから私はマジアベーゼなんです」は作中屈指の好きなシーンなんですが
変にカッコつけずにいつものドSクラシックで貫いたのが良かったですw
なぜベーゼがロードを上回るほど強いのか?という説明はカットされてしまいましたが、絵だけで「なんか凄いことになってる」と言う納得感があるのが流石です。
白い光に包まれながら幼女と化したロード様にお仕置きをして決着。
魔法少女にあこがれて アニメ11話より
正確には幼女のように見えてるのはフィルターをかけたベーゼ様だけで、
ロコルベからはいつものロード様に見えています。
ベーゼ様の視線が幼女エノルメに合わせているので「あいつどうした?」という雰囲気になっています。
ここは漫画のコマより分かりやすく感じました。
ヴェナリータとシスタの共謀はガラッと雰囲気を変えてホラー調に…。
こういう主人公のいないところで物語の裏側を見せるのは視聴者の興味を唆らせますよね。
あれ、もしかしてスケベな話ばかりでない…?
評価は星4つ。
毎回楽しみにしているアニオリはほぼありませんでしたが、レオVSシスタやベーゼ様の迫力、ロード様の可愛さなど見どころ満載でした。
特にロード様は「今後」が大いに期待できるお声でしたね…(笑顔
第十二話「総帥マジアベーゼの決断」☆☆☆
あまり作画は気にしていなかったですが、今回はアズール初めみんなお顔がいつも以上に可愛かった…そんな気がする12話です。
前半は街の修繕とアズールへのマッサージ、そしてベーゼ様の決断(笑う)
後半はなんと巨大マゼンタ回!(原作だと4巻くらい後の話です!)
カットされないと良いな〜と思っていた新生エノルミータの役職名、
きちんといかついテロップで表示されていて安心しました。
ロード様を幼女に変換することに脳を酷使してしまったうてなちゃんは
トレスマジアに癒されに被災現場へと。
真珠達を振り回すうてな節がここですでに出始めてますね。
アズールと握手したうてなちゃん「脱皮できたらなあ」と言う感想が良い感じにキモチワルイw
ケツをしばいたり胸を揉んだりしてますが、ファンとして握手してもらうってのはまた別感覚なんでしょうね…。
「魔法少女は折れない…だって魔法少女だから…!」も名言ですね…魔法少女は他に形容できる言葉がない…。
アズールへのマッサージは原作よりもさらに行為の描写が盛られてて笑いましたw
原作よりアズールが快感に持ち堪えているということなのでしょうか(知らん)
魔法少女に良い感じに悪役ムーブして撤退かます。
それが新生エノルミータの新しいポリシー。原作最新話でも大きな変化はありません。
ここからベーゼ様無双が少しなりをひそめ、
負け演出もきっちこなすようになった印象。
後半のネロアリスと巨大マゼンタは原作ではだいぶ後ろの方の話のため
セリフはがっつりカット・改変されていましたね。
アニメは原作の話の順番を入れ替えてこりすとはるかの話を先に持ってきましたが
思いの外、話がスッキリまとまっててこれはこれで良かったと思います。
評価は星3つ。
激戦が終わって久しぶりの平和回でした。
第十三話『やっぱり魔法少女にあこがれて!』☆☆☆☆
涙の最終回…1話まるまるメインメンバー全員集合の海回をやってくれました。
ずっとこの話がラストだと綺麗に締まるな〜と思っていたので嬉しい限りです。
最終回でもきっちりOPとEDあるの、何が良いってわけじゃないんですがなんだか良いですよね…。
原作で扉絵と冒頭一コマだけのネタだったうてなちゃんスリングショット水着もきっちりやってくれました。
キウィちゃん、好きな子にあれを着せて公衆に晒すのは嫌じゃないんですかね。
スケベな目で見たら銃突きつけられるのはこっちなんですが(理不尽だ)。
撮影で海に来てたトレスマジアとも合流して楽しいバカンスの始まり。
こう見ると短期間ではるかとこりすがめっちゃ日常で遭遇してる感じがしますね…。
知り合いと遭遇率が高いのは主人公気質の証です。
日焼け止めぬりぬり小夜さん好きです。
「(この前のマッサージの話、聞きたいところだけど)」ってセリフ、原作にもあるんですがアズールとは別人設定なのにどうするつもりだったんでしょうね。
それぞれ海を満喫する皆さん。
一枚絵だけどなんとなく何が起こったか想起できるカットが楽しいです(薫子の乗った浮き輪を引っ張るキウィちゃんとか)。
最終回、友だちと遊ぶという健全に楽しみを覚えたうてなちゃんの笑顔が眩しい…。
3話アニオリの「人と待ち合わせなんて初めて」というセリフもあり、友達と海に行くのも初めてなんだろうなぁと想像できます。良かったねえ…。
買い出しに来たうてなちゃんの順番を抜かす酔っ払いに、変身して銃を突きつけるレオパルト。
怒るのはわかりますがなかなか人のこと言えないクソヤバ女っぷりです。
一度騒ぎが起こったらもうしょうがない、全員変身してアニメ本編最後の
エノルミータVSトレスマジアの始まりです。
ロコルベ交えた新生エノルミータの集合カットは初!
他メンバーに号令まで出してすっかり総帥が板についてるベーゼ様。
原作でも大活躍のたこ魔物を使役します。
優雅なクラシック(曲名:お仕置きの時間です)と触手プレイの相性がまた妙にしっくり来てますね…。
サルファの涙をペロっと舐めるアニオリ、気色悪くて大好きです。
このピンチを乗り越えるのはアズール!
真化前にもうタコの触手から脱出してるところを見ると、素の状態でもパワーアップしていることが伺えます。
いつもなら攻めの快楽に負けてサルファに助けてもらっていたのに…。
アズールの成長に胸が熱くなるな…。
ベーゼと対峙するアズールをバックに流れるOP、「My dream girls」は流石に最高すぎます…。
アリスちゃんのロコルベ回収で一度キャンセルして妙に締まらないところがまほあこらしいw
真化は新たに変身シーンがじっくりと描かれていて原作のような書き文字がドーンと。
OPとともにこの演出はベーゼ様じゃなくても涙が出そうです。
ベーゼ様にとっては「自分のため」に間近で新たな変身フォームをお披露ということになり絶頂もんの悦びでしょうね…悪役冥利に尽きます。
「愛ね…」
ここでベーゼ様がハッと声を漏らしたのが印象的です。
まるで本人にも無意識に秘めていた感情が相手の指摘によって気づくような…。
まほあこ、「愛」が結構本質的なキーワードになってる気がするんで
アズールの考え方はかなり興味深いです。
漫画だと少し分かりづらいかもですが、ここでベーゼ様もハイテンションモードへ。
アズールの能力と精神性について、漫画では地の文で解説されていましたが
アニメではナレーションがないため、まさかのサルファが解説役にw
アズールから直接聞いたのかな?ってくらい詳細で少し笑っちゃいましたが
少しギクシャクしていたこの二人がそんなこと話してたと思うと胸に来るものがありますね。
愛のアヴァランチは今でも作中最大火力級の大技で大好きなんですが、
エノルミータを吹っ飛ばす時のBGMがなんとベーゼ様勝ち確の優雅なクラシック!(上記しましたが曲名:お仕置きの時間です)
この逆転構造は度肝抜かれて普通に感動しました…。
星になるエノルミータの伝統芸、12話ですでにやってしまいましたがここからこのお約束展開が始まります。好き。
「私、ずっと魔法少女にあこがれて…」
夜の花火シーン、うてなちゃんの独白がアニオリで入りました。
物語の終わりを告げるようなタイトル回収が寂しい。
アニメうてなちゃんとしては、「魔法少女にあこがれて来た結果、キウィちゃんのような仲間が出来て、今まで関わりの少なかった小夜さん達とも仲良くなれて良かったなぁ」という感じ。
スッキリまとまってて良いんだけど…!
原作のうてなちゃんを知ってるともっと深い、別の意味がありそうなんですよね「魔法少女にあこがれて」。
アニメのように原作でも今後タイトルを作中に絡めてくるんでしょうか。楽しみです。
原作の「今年の夏は…楽しくなりそうな気がして…」は「これからもっともっと面白くなりそうな気がして」に変更。
原作ままだったら夏に何かやるのか!?と勘繰っちゃうところだったんですが。
ラストにちらっとヴェナリータ。
もしかして海でトレスマジアと引き合わせるためにバカンスセッティングしたんじゃないかと勘繰ったり。アニメで疑いが濃くなりましたね。
アニオリ。夜に浮かぶ5つの星。
魔法少女にあこがれて アニメ13話より
左から青=ネロアリス、紫=マジアベーゼ、緑=レオパルト、オレンジ=ロコムジカ、青=ルベルブルーメでしょう。
CP同士が寄り添うように並んでいるのが良いですね。
ロコの星と思われるオレンジ星、少し色が明るくなった?
星はまほあこにとって無視できない存在なので注目しがち。
ラストはエノルミータとトレスマジアのいつもの日常。
彼女達は一緒に遊ぶのが日常ではなくこちらがメインです。
まるで劇場版のようにカッコよく登場する面々が圧巻。
ベーゼ様のバトル開幕宣言で…終幕!!
終わってしまいました…!
EDの最後にうてなちゃん達の集合写真のエンドカードが。
スマホの写真と異なりキウィちゃんが指2本のピース(写真だと3本)、こりす、ネモもピースポーズに。
SNSでは「2」期への伏線では…?と囁かれていますね…。
総評
めちゃくちゃ良かった〜〜〜!!!!
オトは去年から原作を読みはじめ、Web連載をなんとなく追っていたのですが
アニメきっかけでここまでのめり込むとは思ってもいませんでした。
漫画版も好きですが、アニメでの声優さん達の怪演、演出、オリジナル要素などがピッタリと噛み合い最高のアニメ化でした。
毎週笑って熱くなれて次の話がどうなるか気になって…
普段アニメはほとんど見ないので、ここまでハマったのは初めてかもしれません。
実はこりすちゃん回や雑誌インタビューで「アニオリ要素やアニオリキャラ出していきます」などの発言が若干不安だったのですが、
蓋を開けてみればなんてことなかったな、という感想です。
アニオリも十二分に楽しめました。
あとまほあこ自体とは無関係なのですが
Xでリアタイ視聴や感想を共有できたフォロワーさん達と繋がれたのも大きいです。
一人で追っているより何倍も楽しめました。
繋がって反応を飛ばしあえたフォロワーさん達に感謝です。
ここまで制作である旭プロダクションさんに綺麗にアニメして頂けたなら当然…
魔法少女にあこがれて7巻より
2期がみてぇよな…(ふがふが)
今のところ制作側や声優陣たちは2期に前向きな発言が聞かれているようですが、
はっきりした言葉はないので放送するかどうか誰にも分かりません。
お約束ですが円盤の売れ行きしだい…ということになりそうです。
まほあこの場合、主にエロ方面の問題も色々とありそうですが(監督が怒られているらしいし)。
原作のこれからの展開はというと、エロもましましですがバトルも本格化しほんの少しシリアスも入ってきます。
勝手なイメージなのですが、アニメから入った視聴者が見たかった展開とはちょっとズレてくるような印象もあります。
もともと一発芸的な感じで話題をさらって行った感じもあるので今後も見続けられるアニメになるんだろうか…とかいらぬ心配をしています(まだ何も決まってないのに)
まぁそんな杞憂は無意味ですしやっぱり純粋にアニメ化してほしいですね〜
今回カットされたあの話や爆笑必至のあの回、そして新キャラたち…
まだまだアニメで見たい要素がたくさんあります。
魔法少女にあこがれて
近年稀に見るインパクトを与えてくれた作品です。
原作、アニメとも今後も追い続けていこうと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
オト