アニカグの12話を視聴したので感想を書きます。最終話ですね。
ここまで来たらダラダラせずにさくっと締めましょう!
タイトルは「HOME TOWN」。
忍少女達は、日常に帰ることが出来るのでしょうか。
【第12話「HOMETOWN」】
— TVアニメ『閃乱カグラ』2期公式 (@kagura_tv) December 26, 2018
雪不帰のために命を賭けて「忍」を滅ぼすのだという羅刹。
倒れていた飛鳥も立ち上がり、命を賭けてでも羅刹を封印すると決意の言葉を吐く。激しい戦いを繰り広げる雪泉と雪不帰。
果たしてこの戦いの結末は…
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忍少女VS羅刹
羅刹に立ち向かう総勢15名の忍少女達。
飛鳥ちゃんと羅刹の最初のやりとりが2期で一番好きかもしれません。
なぜ羅列がここまで命懸けで闘えるか?雪不帰の母親に救われたから。
それはおかしなことか。何もおかしくない。しかし忍を滅ぼすつもりなら封印する!
ここに本編・原作並みのカグラ味を感じました。
全てを脱ぎ捨てても守りたいという気持ちが妖魔である羅刹にも宿っていました。
飛鳥ちゃん達も忍転身!シノマス装束での決めポーズはOPと同じカットですね!
あの普段の装束とシノマス装束の違いって何ですかね
羅刹も封魔光輪に対抗すべく、凶悪な姿に変貌を遂げます。
それを見た雅緋さんは 「理性を捨て獣に成り果てたか!」と悲しいセリフを…。
しかしそれが単なる自暴自棄ではないことは、ここまで見てきた視聴者には分かります。
視聴者と、恐らく飛鳥ちゃんには。
飛鳥ちゃんも最初は「正義のために舞忍ぶ」という純粋な志だけを持っていましたが、悪忍の焔ちゃん、絶対正義を掲げる雪泉さん、そして雪不帰様との出会いで様々な「視点」を持つことが出来るようになりました。
その経験は飛鳥ちゃんを成長させましたが、今回のように思いっきり迷走してしまう弱さにも繋がるのかなと思いました。
最後まで妖魔を滅ぼすべきだと主張した雅緋さん、正義を実行するには力こそが全てと考え、善忍でも尊敬する人の孫でも叩き潰すと考えていた月閃姉妹。
なるほど、彼女たちが持っていたものは「純粋な覚悟」かもしれません。
しかしオトは迷いながら前に進む飛鳥ちゃんが好きです。
ぶれてしまう飛鳥ちゃんが好きです。
東京妖魔篇はこれでお終いですが、今後も様々な経験を通して成長していく飛鳥ちゃんを応援し続けたいと思います!
これが飛鳥ちゃんの掲げる純粋な覚悟!
引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
雪不帰と月閃姉妹
前回雪泉さんの勝利を確信していたのですが、甘くなかった。
氷王モードの雪泉さんを打ち破り、湖に沈めた雪不帰様。
9話でビルの屋上でひん剥かれて以来の登場です。待っていたぞ君達の出番を!
2人の目的は雪不帰様を救うこと。
雪泉さんに救われた時と同じ方法で雪不帰様を救おうとします。
一方的に利用され裏切られたのに何という愛…
「人に親切にされたら、自分も誰かに親切にしよう」というのは子どもの標語みたいですが、こういう優しさが繋がっていくことを正義と言うのはいい話ですね〜…
しかし、残念ながら雪不帰様は止まりません。温もりなど届かない。なぜなら自分は妖魔の血が流れているから、と。
そういうどうにもならないところを拒絶の理由にしてるあたり、結構効いてますね。
2人もこれで完全に雪不帰様が止まるとか、甘いことは考えていなかったと思います。
けど伝えねばならない。一人ぼっちの雪不帰様に。たとえ殺されるような危険があろうとも。
愛ですね。完全に。
これは変な意味じゃなく、見返りを求めない本当の愛を感じました。
雪不帰様と月閃姉妹、大好きです。
と、そこに月閃メンバーが到着!あんまり仕事してない気がする!
彼女たちは最後まで雪泉さんを信頼し、雪泉さんもそれに呼応するように復活!
大逆転を決め、ついに雪不帰様に勝利をおさめます。
本当にシノビマスターからはじまってここまで、長い闘いでした。
最後に雪泉さんは刀と盾の飾りを再び雪不帰様の手元に戻し、仲間と共にその場を去ります。
黒影様のような言葉をかけずとも、「これからも生きて欲しい」という無言のメッセージなのでしょうね…。
2人ともお疲れさまでした。
全てが終わって…
「私は妖魔を滅する存在。永遠に、ただそれだけだ」と神楽様。
もしかしたら半妖魔の雪不帰様は本気で滅するつもりなんてなかったのかもと思わせるような台詞です。
神楽様の御心はいかに…。
あと巫神楽三姉妹。セリフすらないとは…いったい何しに…
「半蔵様と小百合様が妖魔を封印したみたいで…」
春花様のセリフ。1週目は何も思いませんでしたが、あの二人さらっと忍の掟に反してて笑ってしまいました。
飛鳥ちゃん含め上層部からは えらくアウトローな家計と思われてそうでヤバイ気がします。
まあそんな心配よりも凜さんが春花様と連絡とり合ってることのが万倍ヤバイ気がしますけどね。抜忍になった後もあの二人ああして連絡とり合ってるの…?時々二人で会ったりしてんの…?
あとEVかPBSを遊んでないと小百合様が誰か分からない…みたいなツッコミはもういい加減無粋な気がしますので止めます。
この日の闘いは飛鳥ちゃん、焔ちゃん、雅緋さんの拳タッチで幕を閉じました。
焔ちゃんと雅緋さんが飛鳥ちゃんを支えるお姉さんのようでとても微笑ましい。
3人ともお疲れさまでした。
そして
忍少女達は日常に戻りました。
それは次の闘いまでの束の間かもしれません。
それでも、一つの闘いを終えた全ての忍達に
今はお疲れさまでしたと言ってあげたいです。
終わりに
まだまだ書きたいことはたくさんありますが、ひとまず全12話のアニメ感想はこれで終わりにしようと思います。
アニメについて触れることのできなかったことや深めたい話もあるので、気が向いたらまた書いていきたいなあと思っています。
これまでの感想を読んでくれた方(9話から10話の間で大分時間を空けてしまって申し訳ない…)、この12話の感想だけ読んでくれた方も本当にありがとうございました。
今後もカグラアメに足を運んで頂けたら嬉しいです。
オト