【第8話「DON'T STOP BELIEVING」】
— TVアニメ『閃乱カグラ』2期公式 (@kagura_tv) November 28, 2018
「忍は善も悪も等しく妖魔と共に滅ぼす!」と雪不帰は宣戦布告する。
羅刹とともに並び立つ雪不帰の姿に動揺する雪泉たち。
宣戦布告を果たした雪不帰と羅刹は、月光と閃光をその場に残し姿を消す…。
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祝!半蔵学院大復活!
ようやく帰ってきました我らが半蔵学院選抜メンバー。
斑鳩さん、かつ姉、柳生ちゃん、雲雀ちゃんの復活をどれほど待ち望んでいたことか…
タイトルは「DON 'T STOP BELIEVING」。内容的に飛鳥ちゃんを信じてあげて…ってことだと思いますが、無用な心配すぎて「何かズレてんな」とすら思えます。本編を見ても分かる通り、みんなが飛鳥ちゃんを信じないはずがないでしょう。半蔵メンバーをなめるなよ!
ん?じゃあこれは誰に向けた言葉なんだろうか。
振り返って見て行きます。
国立半蔵学院
復活のクラス委員。飛鳥ちゃんが半蔵の中心ですが実質的なリーダーはこの人です。彼女がいなければ纏まらない。リーダーシップとエロティックさはやはり半蔵随一ですね。ギャップに惹かれるってあまりないのですが、あの真剣さと陰乱極まった状態の差がもうホント好きということを再確認しました。 かつ姉に胸を揉まれるシーン(1回目)のさもセクハラを期待しているかのような顔が頭から離れません。お帰り斑鳩さん!
葛城
復活のセクハラドラゴン。本当にこの人がいてよかった…いや、いなきゃダメなんだと今回の話で思わされました。全編に渡ってひたすら仲間を、元敵を、視聴者をも和ませてくれました。焔ちゃんに褒められるって何か新鮮。
「もちろん怒っているぞ。お前たちに負けたあたいの未熟さにな」んー!かつ姉らしい粋なセリフですよね!けど正直殺されなかっただけでもラッキーですよね…。あと別に不意をつかれたわけでも…。些細な問題ですね、そんなことは。お帰りかつ姉!
柳生
復活の眼帯イカ娘。この娘の一挙手一投足を全て書きお越したい気持ちでいっぱいですが、一記事終わってしまうので何を書いていいやら…。個人的なベストシーンは月閃姉妹に「飛鳥が心配じゃないのか」という風に詰められた時に「黙ってイカラーメンの汁を啜るとこ」ですね。カッコいい…この風格ですよ。流石です師匠。お帰り柳生ちゃん!
雲雀
復活のブルマうさぎっ娘。この娘はホント新しいカグラが始まるたびに成長を実感します。「どんな時でもひばりたちはひばりたち。変わらないで頑張ろうね」は痺れました。きっとそれこそが半蔵学院が最も力を発揮し、全ての問題を解決する在り方なんだと思います。多分飛鳥ちゃんもそれが一番だと思っているんです…思っているからこそ、つらい。一時的とはいえ、変わらぬ安心感を飛鳥ちゃんに与え笑顔にさせた雲雀ちゃんは偉大です。
あと柳生ちゃんに必殺のセリフを投げて上手くコントロールするシーンはいつ見ても心臓に悪いです。自分にとっては神か悪魔が世界を揺り動かしているようなシーンと同格です。恐ろしい子…。お帰り雲雀ちゃん!
半蔵メンバーの本格的な活躍は次回以降でしょうか。非常に楽しみですね!
そういえば半蔵学院が解放されたシーンのOPアレンジも凄くよかったです。サントラが欲しい…
雪不帰と羅刹
タオル一枚の月閃姉妹を見捨てる雪不帰様と羅刹。美人さんですがこれはいけませんねぇ…。
彼女は前回「復讐」という言葉を使っていましたが、まさか「妖魔は忍に虐げられてきた」なんて話をぶっ混んでくるとは!
善と悪の闘いから始まった閃乱カグラ。その闘いは、少なくとも飛鳥ちゃんや焔ちゃん達の間ではお互いを理解し合うことで収束しつつあります。それを今度は妖魔とやる、という展開でしょうか…?
引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
今回の話はどうにも既視感があります。悪忍が妖魔に置き換わったみたいです。
「復讐した相手にも家族がいる」という話は映画や漫画とかでも一度くらいは聞く設定だと思いますが、それが妖魔となるとちょっと現実味がないですね…。
焔ちゃん!耳を貸さないで!
と、怨楼血は思った pic.twitter.com/Q7qCUfC7D2
— オト (@yagyu3679) November 18, 2018
元ネタ(元ネタ…?)
妖魔の設定をもう一度見直す必要があるのかなあ。
妖魔と言えば真紅。真紅の妖魔の説明です。
忍同士の戦いから生まれた膿のような存在。
忍結界内で忍が流した「血」を糧に現世に誕生する。
様々な種類がいるが、そのいずれも古来より人々に仇なす存在として恐れられてきた。
確か千年に一度目覚めるシンは明確に飛鳥ちゃん達のいる世界をぶっ壊しに来るのが目的だったはずですが…それ以外の妖魔は、例えば雅緋さんのママしゃまを殺害した妖魔なんかは「妖魔がいる場所に行った雅緋さん達が悪くて、妖魔は悪くない」という話になるんでしょうか。
なんか熊みたいですね。雅緋さん達が害獣は絶滅すべしという過激派で、雪不帰様が愛護団体みたいな…レベルが低い話になりそう(低くしてるのはオトなんですが)
忍が先か、妖魔が先か。卵が先か、鶏が先か。かつ姉のセクハラが先か、斑鳩さんのエロスが先か。両備ちゃんのドSが先か、両奈ちゃんのドMが先か…謎は深まる。
あ、両備ちゃんと言えば「忍の偉い人達が…」みたいなアホな台詞を言う役をやらされてましたね。「妖魔を倒さなければいけないのは、忍びの偉い人たちが言ってたから?」 目的のためなら、ルールや上の立場の人の言うことなんて少しも気にしない、超フリーダムな忍・両姉妹がんなこと思ってるはずナイナイ(BRN氷王編でも一層思ったのですが、この2人の生き方カッコいいですよね)
偉い人の言うこととかクッソ適当だから、耳を貸さないで!(2回目)
唐突な両備ちゃん推しで〆。フォローですフォロー。
雪泉と月閃姉妹と正義の在り方
同じこと思った人、きっといると思います。今回の雪泉さん、凄く飛鳥ちゃんぽいと…
多くは語りませんが、これだけは言いたい。たまらないと
「ええ、分かりません。私はお二人と同じ思いをしたわけではありませんから」
だから、もっと話をしませんか?
かつて自分を救ってくれた飛鳥ちゃんと同じ方法で今度は後輩を救おうとする雪泉さん。思っていた以上に柔軟なキャラなんだなあと最近よく思います。
飛鳥ちゃんとの共闘、月閃姉妹との闘い、そして今回。
雪泉さんは型に囚われることなく、あらゆる方法で目の前にいる人を救おうとしました。
「正義はそばにいる人を守るため」そのためなら雪泉さんはボロボロでも敵に立ち向かう、冷たくされてもそばにいる、抱きしめることができる、変わることのできる。そんな人だったんだ。
「すべてを脱ぎ捨てても守りたい」
SVのメインテーマをここで思い出すことになるとは思いませんでした…。
雪泉さん、素敵です!
さて、月閃姉妹の登山ルックスタイル何か笑っちゃったんですけど、途中で二人で水筒飲みながら休憩とかしてたら物凄く可愛いですね。
月閃姉妹は雪不帰様を最後の希望のように探していましたが、この時すでに雪泉さんには幻滅した後だったのでしょうか。雪泉さんが学炎祭とかヒャッハーやってたのってつい最近なんですけどね。
この2人の人生のスピード感には正直ついて行けない感じがしますが、半蔵学院メンバーともうまくやれてそうで、よかったよかった。
飛鳥とかぐら
飛鳥ちゃんの目的は「妖魔を殺さずに封印すること」。
その方法は、妖魔を封じる超・秘伝忍法「封魔光輪」を使うこと。
飛鳥ちゃんが4話で巫神楽の神社に立ち寄るカットがあったんですが、これをかぐらちゃんに教わりに来たのですね。
しかしアニメ始まってからずっと思ってたのですが、かぐらちゃんカッコいいなあ…ティザービジュアルでは真・神楽様が目立ってたけど、蓋を開けてみたら、幼いかぐらちゃんのが大分目立ってます。(真紅の逆みたい)
飛鳥ちゃんはかぐらちゃんに「妖魔のことは私に任せて」と念を押し、かぐらちゃんは意外にもこれを了承。しかし封魔光輪は使い続けると死の危険を伴うリスクがあるそうです。
飛鳥ちゃんは苦しそうにつぶやきます。
「たとえ死んでも構わない」
正直言って「こんなんじゃ勝てない…」と率直に思いました。少なくとも、今の考えでは!
一見、命懸で真剣に闘いに挑んでいるようにも思えます。しかし、お馴染みのあのセリフと比較して見ましょう。
私は死なない!絶対に死なない!忍の道を極めるまでは!
私は死なない。絶対に死なない。忍の道に生きている証がある限り!
最後に放った飛鳥ちゃんのセリフとこれまでの飛鳥ちゃん・焔ちゃんのセリフ。
どちらも命懸で闘う覚悟を示したものです。違いは何か?
「絶対に死ぬもんか」と覚悟して挑む闘いと「死んでも構わない」と挑んだ闘い。
精神的に優位なのは明らかに前者だと思います。心情的にも前者を応援したい!!
「生きるために」闘ってるんですよね。これまでの飛鳥ちゃんは。
「命懸で何かを為す」ってそういうことなんじゃないのかな!?と思うんですが!
少なくとも今はこんなこと考えてないんだろうなあと思うと寂しくなります。
引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
半蔵と蛇女の闘いで命懸だったのは飛鳥ちゃんだけじゃありません。
斑鳩さん、かつ姉、柳生ちゃん、雲雀ちゃん全員が一丸となって命懸だったのです。
飛鳥ちゃんは今回ずっと孤独に闘ってきました。
「闘わせたくないから」「巻き込みたくないから」
これも飛鳥ちゃんの優しさかもしれません。
しかし冒頭でも言ったことを敢えてまた言います。
舐めるなよ、と。
半蔵メンバーを、いや月閃を蛇女を焔紅蓮隊を。自分が命懸で闘ってきた相手を舐めちゃいけない。
飛鳥ちゃんがひた隠しにしてきたことをブチ撒けても、きっと彼女たちは信じて、受け止めて、一緒に闘ってくれるはずです。
飛鳥ちゃんはたくさんの人に信じられています。半蔵メンバーは言わずもがな。
刀と盾を捨てた時も、本心のはずがないと焔ちゃん、雪泉さんに信じられていました。
じゃあ飛鳥ちゃん、そろそろ君の番じゃないのかな。
君を信じる仲間たちを、
DON 'T STOP BELIEVING(信じることをやめないで)‼
という感じにまとめてみました。
いよいよ核心に迫ってきましたね!次回も楽しみです!
このブログの感想記事も最後まで続けて行きます
ではでは。