【第6話「SHINOVI VERSUS」】
— TVアニメ『閃乱カグラ』2期公式 (@kagura_tv) November 14, 2018
飛鳥の前に月光、閃光が立ちはだかる。
「悪のない善だけの世界」のために雪泉を倒すという月光。
閃光の口ぶりに違和感を抱く飛鳥。
各々の想いを胸に「シノビマスターズ」決勝戦が始まる!https://t.co/ZBhk8F9qE0#閃乱カグラ #kaguratv pic.twitter.com/hnrkS6tTOl
https://twitter.com/kagura_tv/status/1062632715520925698
アニカグの6話を視聴したので感想を書きます。
いつも勿体ぶって言いたいことを最後に回すんですが、今回は最初に書きます。
めちゃくちゃ面白かったです。
青臭くてもいい、荒唐無稽でもいい
全力で、命懸けで、すべてを脱ぎ捨ててでも、自分の信念を守るために闘う!
いやあカグラやってましたね〜…
もうちょい他のキャラにも触れろ!と自分でも思うのですが
今回も飛鳥ちゃん•雪泉さん・月閃関係者について書いていこうと思います。
あ、悪忍達の動向もチェックしていきます!(無理でした)
アニメ・ゲームのネタバレを含みます。
タイトルは「SHINOVI VERSUS」。
2話のPBS同様、ゲームタイトルからの引用ですね。
予告ではあすゆみ戦の様子が描かれていたため、今までやってこなかったSVの話のおさらいをする為のタイトルなんだろうなと思っていましたが、それだけでは終わりませんでした。
SVはこれをやるためにvitaを買ったりバグに悩まされたりと思い出深いタイトルなんですが、
まさにSV初回プレイ時、いやその時以上に今回の話にのめり込んだかもしれません。
自分の好きな超カッコいいPVを貼っておきます。
飛鳥と雪泉
SVの回想ですが、本編からいくつかの改変が見られました。
①季節が冬から秋に
②決戦の場が学校から、SVのOP最後に映る場所やあすほむ最終戦のステージに似た場所へ
③善だけの世界はあった、という台詞を言うのが半蔵様から飛鳥ちゃんへ
①
ゲームではもうすぐ3年生達の卒業試験、という冬真っ只中でした。
そう言えば1話はクリスマス前の話でしたね。
「よく考えると時系列的に変だ」って考えはその時頭に浮かばなかったですね...
※ちなみにSV百花繚乱では雲雀ちゃんの誕生日のお祝いイベントがあるため、2月ごろの話かもしれません。
②
半蔵編をなぞっているようなので月閃が舞台のはずですが、変更。あすほむの最終戦か、SVのOPラストっぽい場所。
どちらも雰囲気的にはマッチしてますよね。
③
半蔵じっちゃんが言ってこそかなあ、と思うところもあります。
これじゃ飛鳥ちゃんが主人公として完璧すぎる気がします(笑顔)
取り急ぎSVあすゆみ戦やりなおしたんですが、意外と台詞の再現率が高かったです。
「飛鳥!私は負けられない!忍の世界を統べるまでは!」
ゲームのみですがこの芯から絞り出したみたいな台詞が大好きでした。
ちなみに雪泉さんはこの勝負に勝ったら学炎祭の名のもとに半蔵学院を燃やすつもりでいました。ひどいですよね(台無し
月光と閃光
以前感想記事で「昔の雪泉さん達と同じような過ちを犯しているんだったらしょぼいなぁ」と書きましたが、概ね似たような感じでした。
けど、そんなことを言っておきながら、不思議とSVの頃の雪泉さん達より好感が持てたんですよね。
月閃姉妹は並外れた才能を持ちながらも、学校という檻の中ではその力を持て余しており、自分探しの時期を過ごしていました。
自分達には何が出来るのか?何を為すべきか?という答えに親や教師、過去にとらわれず(多分…?)辿り着きました。アイデンティティの確立やってますよ。凄い!
もしかしたら自分たちの中の「退屈な生活から抜け出して思い切り力を使いたい」という欲求もあったかもしれません。
そんな彼女たちに「善だけの世界を作るため」という名目で悪忍と闘える黒影様は非常に魅力的に思えるし、それに傾倒しても何ら不思議ではありません。
ただ、捻くれた見方ばかりしてる自分でも、
雪泉さんの闘いの最中に見せたあの涙と言葉は純粋な本音だと思いました。
偉そうに上から(各シーンのポジショニング的な意味でも)目線で語っていた時とは、まったく違います。
本当に自分たちが求めていたものが黒影様だったんだと心から思っていたようです。
雪泉さんも泣いてたけど自分も泣きそうです。
なんかもうめっちゃ立派じゃん。降参ですわ。
うーん、何だろう。何にもとらわれずに自分達の進むべき道を決めてるところがツボなのかな。雪泉さん達が同じ主張をSVでした時は「うっわ、あぶねえわコイツ」みたいに思った気がしましたが、今回そういう気持ちは沸きませんでした(慣れかな
※ちなみに再プレイした時は雪泉さんの言い分も少し理解できました(慣れかも
悪忍であることに何の迷いもない雅緋さん達みたいな忍もいることだし、そういう道もありなのでは?と思ってしまいました。
ただ!
その道を選ぶにあたり、2人は本当に刻んでいるのでしょうか。
純粋な覚悟を…
☆悪忍を狩るということ
引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
ここ、テスト出ますよ!
自分の信念に従って行った行動も、忍の世界では認められないという事例はたくさんありました。凛さんの手助けをした霧夜先生(まぁ忍の世界じゃなくてもダメか…)、小路を痛めつけた焔ちゃん(もっとやれ)。黒影様が孤児を育てていると知り、暗殺から手を引いた葛城両親(イケメン)、真紅後半のストーリー(再プレイやらなきゃ)などなど。
しかし黒影様の末路を見ると、これはどうやら忍でなくてもアウト、というか世の理(ことわり)レベルでアウトなのかもしれません。
因果応報の報いを受けています。やったら、やり返される。
閃光ちゃんと月光ちゃんはそのあたりのことをきちんと理解していたのでしょうか。
善悪の忍双方を敵に回し、月光ちゃんは閃光ちゃんを、閃光ちゃんは月光ちゃんを失う覚悟で今回の事に臨んでいるのなら、なるほど純粋な覚悟を刻んでいると言えます。
しかし、雪泉さんの不屈の精神を目の当たりにした時や
傷ついた閃光ちゃんを見て動揺する月光ちゃんにその覚悟はあったんでしょうか?
闘いの映像を忍学生に誇示するシーンなんて不安の裏返しにしか見えません。
閃光ちゃんは(シノマスと違って)隙の無いファイターのように見えますが、
月光ちゃんは違うようです。
妹を心配し、攻撃を喰らえば思わず叫んでしまう。
妹がぶん投げられたら自分の体で受け止めてしまう(そんな感じに見えたんですが、自分の妄想でしょうか。あんなん避けられるよね)
そしてそんな姉がいるからこそ100%相手に集中できる妹。 ※
当然強い。そして
今回の話で月光ちゃんは非常に人間らしい様子を見せてくれました。
また、姉妹共に自分の信じるものを全力で相手にぶつけて、服がビリビリに破けてすっとんでくシーンは非常にカグラらしいと思いました。
カグラキャラのいいところが前面に出たこの2人。良きです。
しかし…そんな純粋な思いを持った2人を、もしかしたら利用しているかもしれない。
カグラでは珍しいタイプの「悪」との決戦が近づいてきました(実際はどーなんだろ)
※
閃光ちゃんが姉、月光ちゃんが妹でした。指摘されるまでマジで知りませんでした。
んーということは硬派な姉、心配性な妹か…ありですね
普通にキャラクター紹介に乗ってますね。
月閃は早く雪泉さん以外も更新して…
雪泉VS雪不帰
いよいよ雪不帰様との闘いが始まります。
あの神楽様とも渡り合う強敵に雪泉さんはどう立ち向かうのか!
自分を救ってくれた飛鳥ちゃんに恩返しをするために、傷ついた飛鳥ちゃんをかばい一人闘う雪泉さん。
それが彼女の「やられたらやり返す」
雪泉さんはもう完全に黒影様の教えを継ぎ、そのさらに1歩先を進んだところにいますね。
雪泉さんの「やられたら~」のシーンで月閃姉妹が映るシーンは
「後輩たちが世話になりましたね(#^Д^)」と言わんばかりのキレ具合を現しているようで、非常にカッコいい。
さあこっからです!
雪不帰様に、そして月閃姉妹に今一度、
雪泉さんの正義を証明してくれ!
という感じにまとめてみました。
長いうえにほぼ月閃姉妹のことしか書いてません。
もっと悪忍とか羅刹の話とかあるだろと思うんですが…余裕があればちょこっと追記したいと思ってます。今回はここまで!
見て頂いた方、ありがとうございます!!
おまけ
雪泉さんの母親の死の原因の一旦が黒影様にあることはSV時点で決められていたことなのでしょうか?初出はBRNですが…
黒影様の心境はいかに。