これアニメで見たかった…
こんにちは。節分ですね。
節分といえば恵方巻き、恵方巻きといえば太巻き、太巻きといえば飛鳥ちゃん!
なんですが
当方柳生ちゃんファンですので、柳生ちゃんにゆかりのある「鬼」について書いていきます。
鬼と隠鬼
鬼(おに)という語の由来って諸説あるそうなんですが「隠」「陰」の読みである「おん」が鈍ったのがポピュラーだそうです。
「隠」がその字の通り「姿が見えない、人の世から隠れてるもの」って意味らしいです。
柳生ちゃんの「隠鬼(おに)の眼」は「隠された(一般的でない、通常考えられるようなものではない)鬼」という意味かな、と思っていたのですが実は非常に似た意味の字のつながりのようです。
絶・秘伝忍法「隠忍斬」
「隠」という字のつながりで「隠人(おんにん)」という言葉もあるそうです。
こちらも浮世とは違うところにいる存在という意味で、やはり鬼の由来になっています。
この秘伝忍法は〈隠忍〉という表記で「隠鬼」と同様に「おに」と読みます。
字の組み合わせ的には前述した「隠人」が由来としては近い気がします。
ごちゃごちゃしてきましたが
・隠鬼=妖魔のような怪物の鬼
・隠忍=悪忍のような世間一般とは違う、いわゆる「悪い人」を指す可能性もある
と考えていきます。
で、これを踏まえた上で疑問になってくるのは「隠忍斬」というのは「隠忍を」斬る技なのか「隠忍が」斬る技なのか、というところですね。
中国の「陰陽」を単純に考えると【陰(隠)】は悪いもの、【陽】は良いものとなりますが(カグラでもよく出るワードだが単純に良い・悪いではない)、「隠忍斬」という忍法名の場合は視点によって、柳生ちゃんが悪いものか、良いものかが変わる気がします。
隠忍を斬る?隠忍が斬る?
前者の場合、柳生ちゃんはいわゆる【陽】の存在。【陰】の敵を倒すために秘伝忍法を使います。
闇に紛れた隠忍(人)を倒す…善忍である柳生ちゃんの役割的にはぴったりですね。
後者の場合、柳生ちゃんは【陰】。隠人(忍)が敵を斬りつける秘伝忍法です。
「隠鬼」の方はシンプルに「よくないもの」という扱いでいいのかなと思っているので
隠鬼の力を使う「隠鬼斬」はこっちのイメージが強くなります。「これが鬼の力だ」という使用後のセリフもありますしね。
オトの結論としてはやはり隠忍斬は「よくないものを体に宿した柳生ちゃんがその力を解放して敵(妖魔でも悪忍でも不良生徒でも)を倒す」忍法ということになります。うーん誰でも見た瞬間に分かりそうなことをまた長々と書いてしまった。
ただ、隠鬼と隠忍の違いは今後も留意していきたいですね!
余談ですが、日本では古来から言葉しての「鬼」はあったそうですが(上にも書いたよくわからないけど見えないおっかないもの)、姿形としては定まったものはなかったようです。イメージ像としてはインドの夜叉とか羅刹が近いみたいです。
仏教伝来の際に鬼のイメージも輸入されたとか。
十中八九柳生ちゃんとは関係ないですが、羅刹さんも気になる存在なので後でまとめてみたいなあと思っています。
さて、こんなところで一旦終わりですが…
イカ、ネタバレ注意(今更感)
隠鬼の正体について
BRNプレイ中に泡吹いて椅子から落ちて数時間痙攣を起こしたほどの衝撃を受けたこの極秘資料。
現状有力(というかほぼ答えなんですが)なのが隠鬼の正体は柳生ちゃんの亡くなった妹・望ちゃんであるということ。
眼帯と隠鬼は代々受け継がれた柳生家秘伝のもので、現在の継承者こそが柳生ちゃん…みたいなものではなく
つい最近、後になって偶然得ることになった力なのです。個人的にグッときます。
話がどんどんずれてきちゃうのでこの辺で終わりにしますが、望ちゃんの話はまた改めて書きたいですねー。
ではでは。
柳生ちゃんの目って最初から赤くね?って思った人、鋭い!しかし眼帯に隠された隠鬼の眼はもっと不気味な赤なんです…まるで…ひぇぇ