カグラアメ

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閃乱カグラ、魔法少女にあこがれて中心に色々書いています。

アニメ 閃乱カグラ第10話「TWO HEATS」の感想。結末は誰も予想外のStageへ

アニカグの10話を視聴したので感想を書きます。

放送時から3ヶ月近く時間があきましたが…

ひゃほー温泉の時間だぁああああ!と思ったのですが流石最終決戦って分けだね!

今まで以上に全体的にシリアスな空気が漂っています(一部除く)。

 

今回は主要4リーダー、神楽様、雪不帰様について、それぞれの

目的や動向、理念なども含めて触れていきたいなあと思っています。

 

タイトルは「TWO  HEATS」

白と黒の死の美https://twitter.com/kagura_tv/status/1074699536713551873の結末はいかに。

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雪不帰

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<母親である妖魔を封魔光輪で封じた忍が憎い>

<忍は善も悪も等しく滅ぼす>

 

かぐらちゃん達温泉ツアー御一行は温泉旅館「山彦荘」へ到着。しかしそこにはすでに浴衣姿の雪不帰様が待ち受けていた…!

「ほーん」と不敵なかぐらちゃん。

 

ようやくまともな格好で現れた雪不帰様はおヒップがセクシーに強調される浴衣にあったかそうなスリッパという御姿。

めっちゃ好きです。個人的にその後の雪泉さんの会話を含めて10話は雪不帰様萌え回でした。

温泉は永世中立の場。因縁の再開であるも特にドンパチ起きずに雪泉さんとリラックスタイムに入りました。

 

雪泉さんのリアクションを見る限り、雪不帰様の包帯の下はとくに怪我してるわけでもなく、妖魔的な徴があるとかでもなく普通の女体ということでよろしいですか。

じゃああの格好の意味は…ファッションなんだろうか。

 

雪泉さんとの思い出がフラッシュバックした後に、ついつい本音を零してしまうシーンが凄くいいですね。話すことはないと言ったのに。

妖魔と同じように忍と敵対している姿が強調されていますが、人間らしい心を持ち合わせているのが魅力的です。

 

雪不帰様の真の動機は母親の妖魔を封じられたことへの復讐でした。

母親は妖魔、父親が人間。母親の妖魔は忍に封魔光輪で封じられた、と。この辺りの関係がはっきりとわかってきましたね。

羅刹だけがまだ謎ですが、色々想像できそうです。

個人的には偶然出会ったまったく赤の他妖魔でも逆にエモいと思ってます。

 

さて神楽様戦では隈取りのような化粧が浮かび上がり神楽様と互角の戦闘を繰り広げます。

次回予告の時からまるで歌舞伎役者だと言われてましたね。

 

キーはやはり「刀と盾」。黒影様は半蔵様から渡された刀と盾の飾りをなぜ雪不帰様に託したのか。なぜ今も持ち続けているのか。

メインテーマのようなのに飛鳥ちゃんはそれを捨てちゃって大丈夫なのか。そもそもなぜ捨ててしまったのか。

その意味と理、ぜひ教えてもらいたいです。

 

異界の扉が開いた時の表情の変化にも注目です。忍が妖魔に負けることは世界の危機です。

彼女は本当にそれを望んでいるのでしょうか。

 

神楽

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<妖魔は全て滅ぼす>

 

今回のアニメで一番ダークホースだったのが彼女でした(まだ終わってないけど)。

神楽様は行動理念が至ってシンプルなのが素敵ですね。善も悪も情も恨みもなく、ただ妖魔は滅す!

飛鳥ちゃんが「妖魔は私に任せて」と言っているのも義理で聞いてやってるという感じで、本気で妖魔と闘うことを決めたら、説得は不可能でしょう。

「決着をつけるのは私ではない。そういう運命ということか」またすごいセリフですね!

いくつもの次元を渡り歩いている神楽様だからこそのセリフです。

彼女は1つの次元に置いて最善の未来(結末)は何かを考えているのかもしれません。基本的には妖魔を滅ぼした世界こそがベストと考えているのかもしれませんが、それを自分が成すかどうかはまた別の問題ととらえているのかなと考えました。

とにかく、まさかの敗北を喫した神楽様。

この世界の命運は雪泉さんに託されました。頑張れ!

 

飛鳥

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<妖魔は殺さずに封じるべき>

<そのためには学校を去る覚悟もある>

<雪不帰を倒す(?)>

 

再び半蔵メンバーと行動を共にする飛鳥ちゃん。しかしこの10話前半になってもまだ、他のメンバーに何も打ち明けず、斑鳩さんたちも何も聞かないようです。積極的に動く雪泉さんとひたすらに待つ半蔵メンバー、どちらが優しいかは比べようがありません。

飛鳥ちゃんは雪不帰様に事の顛末を聞き、妖魔は殺してはいけないと考えるようになりました。

妖魔を殺してはまた憎しみの連鎖を生むだけ、それを断ち切るための封魔光輪ということでしょうか。

雪不帰様の話を聞くと封じられた妖魔は二度とこちらの世界に来られないとのこと。

それは死と同じでは、と思ってしまうのですが…

実際雪不帰様も母親を封じられた封魔光輪を使う飛鳥ちゃんを見て憎々しげに顔を歪めていました。

この方法は果たしてベストなのだろうか。

考え方によっては死よりも残酷な方法なのかもと思ってしまうのですが…。

 

 

飛鳥ちゃんは自分のすることを最後まで半蔵メンバーには言わず、最強の友達の焔ちゃんにも言い渋るという様子でした。飛鳥ちゃん、もっと周りを信用して頼ってくれよという話は8話の感想でも書いたのですが、少し心配になってきますね。

飛鳥ちゃんへ接する周囲の態度としては間違ってはいないと思うのですが、かつ姉あたりに一発ぶん殴ってもらった方が、意外とうまくいくんじゃないのかなあと思ったりします。かつ姉はめっちゃ優しいから後輩に手あげたりしないけどね…。

 

 

飛鳥ちゃんにも雪泉さんにも善忍として、正義のために気持ちよく忍務をこなしてほしい。

やりたくないこともあるさ、手を汚さざる得ないこともあるさ

しかし忘れちゃいけない

そういう時のためにあいつらがいるんだろう!?

 

 

悪 忍

 

 

雅緋さんと

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焔ちゃんがな!

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大丈夫かな…

 

雅緋

<妖魔は全て滅ぼす>

<妖魔は母親の仇であり、妖魔を滅ぼすことが忍の道である>

 

5つ下の後輩に卓球で勝って脱衣を要求する我らがイケメン。

飛鳥ちゃんと雪泉さんの提案にも乗らず、妖魔死すべしの精神を貫くのは本当に潔くてかっこいい。

ホント色々あるんですよねこの人…母親の仇、目の前で両姫さんが妖(あやかし)になったこと、妖魔化しそうになったのを止めてくれた忌夢さんのこと、深淵の雅緋さんと共存してること、夢で神楽様と出会ったこと、両姉妹のこと。

全部引っくるめて妖魔を倒すことこそが自分の本願であり、目指すべき忍の姿となるわけですよね。イケメン。

 

飛鳥ちゃんたちの言い分に聞く耳を持たず、一人退出する雅緋さん。

この後一番カッコいい演出としては「飛鳥達善忍が手を汚してしまう前に蛇女で決着をつける」ということですかね。

「汚れ仕事は悪忍の仕事だ」とか言って飛鳥ちゃんが妖魔を封印して退学になっちゃう前に蛇女だけ(重要)でケリをつけに行っちゃうとかそういう展開ないかなーなんて思ってました。それなら負けても見せ場としては十分だし。

 

…なんで負ける前提なんだ!?

勝てる!!雅緋さんなら勝てる!!…はず。

 

<基本的には妖魔は倒すべき存在>

<雪不帰に同情はするが情けをかける理由にはならない>

 

飛鳥ちゃんが焔ちゃんに微妙に距離置いてるのって「巻き込みたくないから」「今の自分を見られたくないから」と好意的な解釈もできそうですが、イマイチ真剣味というか当事者意識が足りないからじゃないかと思ってしまいました。

あ、卓球で遊んでたことは別ですよ。これはまあ温泉行ったらやるし、卓球。うん。

ただリーダー会議で飛鳥ちゃん達がすでに気づいている問題について掘り返したり、どっちつかずの考えだったり

冷静ではあるけど、頼りない上司みたいな感じでした。

飛鳥ちゃんが今そばに置きたいパートナーとしては…やはり雪泉さんなのかなあと思いました。

頑張れ焔ちゃん!!

 

雪泉

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<雪不帰と和解したいし、闘いは避けたい>

<妖魔は殺さずに封じるべき>

 

入浴シーンが素晴らしかった(現代も幼少期も)

 

ここに至るまでほぼほぼ雪泉さんのことも書いてしまったので、これだけで本当に終わりにします。

 

最強の味方である神楽様が破れてしまった今、我らが雪泉さんは雪不帰様に勝つことができるのか!?

ラスト2話、アニメカグラ世界の顛末をしっかりと見届けたいです。

 

ではでは。