引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
こんにちは。
久しぶりにアニカグ以外の話をします!
やや小難しいことも言ってしまうかもしれません。
最近「役割が人格を形成する」という言葉を耳にしました。
それは本人の動機に関わらず(たとえイヤイヤだとしても)職人になれば職人らしく、医者になれば医者らしく、清掃員になれば清掃員らしく「なっていく」という話でした(そう解釈しました)。
人格=性格とした場合、上記の話は「役割的性格」の話と近いように考えられます。
役割的性格…女子高生は女子高生らしく、警官は警官らしい振る舞いをすること
他にも生まれながらの性格=気質。男は男らしく、女は女らしくする…のような=社会的性格もあるよ!
↓のサイトの説明がわかりやすいです。
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/koneko/4seikaku.html
この役割的性格の形成は社会生活を送る上で必要です。
クレーム対応の役割を持つ人が、クレームをする客に「うるせえ!黙れ!」なんて言ったら、周囲からは「この人に今の役割は不適格だな」と思われてしまいます。クビかもしれません。
元々の性格(=気質)だけで社会を生き抜く人もいるかもしれませんが、よほどの個性や才能がないと難しいでしょうね。
オトの中の人も仕事で上記のようなアレコレを稀に考えなくてはいけないことがあり、「じゃあ自分自身はどうなんだ」と思う時があるんですが(凄くどうでもいいことですが)、最近ふと「あれ、そんなことよりこれカグラキャラにあてはめるとどうなんだろう」と考えました。仕事中に。
本題です。
今回はカグラキャラの「役割」と「キャラが持つ個性」、その繋がりについて話したいと思います。よければ続きを読むからお願いします。
自分でも、今この文章に来るまでクソつまんねえなと思っていたので、興味がある方だけ…!
みなさんカグラキャラの性格についてどう思っていますか。
多分少ししか遊んでない人でも、「飛鳥ちゃんは元気いっぱい」「春花様はドS」くらいは共通認識だと思います。
カグラキャラにはそれぞれ「個性」があります。しかも超個性的です。
「個性」が今回のキーワードの一つです。
みなさんカグラキャラの役割についてどう思っていますか。
これもゲームで遊んだりアニメを見たりした人にはわかると思います。
忍になることですね。他にも忍の中でも更に上位のカグラになること、相反する組織を倒すこと、妖魔を倒すことなどが挙げられます。
「役割」も今回のキーワードの一つです。
飛鳥ちゃん達は「何が何でも忍になる」という宿命を持って戦っています。
これは何よりも優先すべきということがシリーズ初期から語られています。
焔ちゃん風に言うならば忍になることこそが、生きている証です。とても重要。
それは忍になってからも同様です。
個を捨てて徹底して忍という役割を果たさなくてはなりません(現代に忍がいないのでよく分かりませんがそんなイメージ)。
もし役割よりも個を優先してしまった場合どうなるか?
良い例としては黒影様が挙げられます。悪忍は必ず殲滅するという考えの元、忍としての役割を超えた行動を取ってしまい、追われる羽目になりました。
かつ姉の両親もそうです。与えられた役割に納得できず、自分たちの個を優先した結果、抜忍となってしまいました。
行動の成否はともかく、碌なことにならないということが分かります。
つまり「カグラの世界」的には個よりも役割を優先することが正しいということです。
忍としての役割…たとえ非情であることでも、それをこなすことが、正道なのです。
事実飛鳥ちゃん達の間でも、その役割に準じるためならば「トドメを刺す」「仲間を斬る」などの言葉が飛び交うことがあります(主に初期ですが…)。
しかしその緊迫感こそが、飛鳥ちゃん達の優しさという個性を超えて、役割を優先する姿勢こそが
カグラを面白くしてるんじゃないか!?
何てことを考えました。妙に力説してしまいました。
自分は役割は個に優先された方が面白いと思いました。
もっと言うと役割こそが更に面白い個性を作るんじゃないかと考えています。
ただ我儘を言うと役割と個性が上手く融合した時に最高のパフォーマンスが発揮されると思うので毎度そうしてくれと考えています。
これらは状況によって「どうせ魅せるのが面白いか?」という非常に難しい話ではあるんですが…
とりあえず「役割」と「個」のバランスを3つのパターンから考えてみました。
①役割>個
自分が面白いと言ったパターンです。
一例として、「少女達の真影」で雲雀ちゃんは蛇女の生活や意地悪なだけじゃない春花様を知り、闘いたくないと涙する場面があります。しかし飛鳥ちゃん達の言葉で再び忍を目指すために頑張っていることを思い出し、再起する。真影の名シーンだと思います。これは雲雀ちゃんが個(本音としては春花様と和解したい)よりも役割(本当の忍になること)を優先した結果だと思います。あの雲雀ちゃんが!というのも大きいですけどね(それって結局「個」ありきじゃ…って?ううんややこしい)
雲雀ちゃんカッコイイぃいいいいい
引用:閃乱カグラ Burst Re:Newal
②役割<個
難しいパターンです。大抵はこれに基づいて行動しても上手くいかないか(黒影様のように)、もしくはギャグシーンになってしまいます。
最近ではアニメ「東京妖魔篇」で雲雀ちゃんが妖魔と闘っているのに我らが柳生師匠は「鼻血を流しながらそれを見てるだけ」というシーンがありました。 師匠、可愛いけどそれはどうなんですか。可愛いは正義なんですか!?うーん、なら仕方ない。
忌夢さんにはストレートに「お前は闘えよww」と思ってしまいました。すみません。
このパターンは大抵「そのキャラならやるかもなあ」という行動が多いです。しかし行き過ぎると「何やってるんだ」「キャラが暴走してる」と言われかねません。これは見る側によってキャラの解釈が違うので、このキャラはここまではOK/これ以上はアウトという線引きがありません。キャラの個性を活かすのは重要ですが、やはりバランスが難しいですね…。
え、ごちゃごちゃうるせえ?じゃああのシーンの柳生ちゃんはどうすりゃいいんだって?
うーん…鼻血を出すことかな…。
b
引用:閃乱カグラ 東京妖魔篇
③役割=個
①が面白いと言ってなんですが、全部これなら最高なんですよね。「そのキャラがやりそうなこと」をしつつ「役割を全うする」という理想的なパターンです。これがハマるとメチャクチャ面白い!このことはもっと余裕をもって書きたいと思っています。
①~③の話を「少女達の真影」での半蔵学院VS蛇女子学園を通して掘り下げていきたいと思っています。
予想より長くなったので今回はここまでにします!
ではでは。